2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
3年目のチャレンジもぎりぎりで終わりました。 来年こそ「歌」を詠めるよう勉強します! 来年もありますよね?題詠。(^ー^)ノ
毎年のチャレンジ精神誉めるけど内容乏しいMy題詠
若き日に作りし刺繍のクッションが三十年を浮き上がらせる
依存する帰宅と同時スイッチオン テレビとパソコン友とし暮らす
告白をするなど思いもせぬ頃に もいちど返り伝えてみたい
三年の単身赴任終わり告げ跡に器の淋しげな影
誤りを指摘されるとムキニなるそんな君が今は可愛い
また流行る若い肌をいじめてる顔黒(がんぐろ)山姥(やまんば)街に出没
空を追い落ち葉を追ったあの坂でうしろ姿のあなたを追った
階段を躓き滑る白昼夢ヒールを脱いでどう装うの
お茶してて気にされてない?私はねお砂糖抜きよ二年も前から
背広から匂うタバコの残り香を着信ないと恋しく思う
初めから無理を承知よ終着は枯葉の様に鍵を散らすわ
街中を銀だこ食べ食べ腕組んで楊枝でシーシーそれだけヤメテ!
ラジオから朗読番組流れると物語の中演じてしまう
歩く道ハンドメイドの靴のよにしっかり縫い目あなたの支え
後ろ髪富士の頭をベランダにそんな暮らしにピリオド打った
場所譲り二十世紀はどこへやら梨の世界も甘い時代へ
日本人拝むことが大好きでところかまわず賽銭を置く
CMの整形美人宣伝す組み換え無しの無添加品と
旅先で硝子越しから湯気の音数十年のタイムトラベル
地下道で君の叫びが響いてる自転車引く背に「好き」と青春
十五穀・発芽玄米・黒酢もと呼び名はいつも「健康オタク」ね
あの席に隣り合わせた二人がね歯ブラシ並べて予想外だね
繕うかぼやけて見えぬ針の穴泣いて霞んだ訳じゃないのに
ひと月半緊張解けぬ職場だが暇か酸欠朝からあくび
ドアを打つこぶしの赤み痛痒い繰り返される別れ話に
水晶の冷たさが熱冷ましてく左手首の贈り物から
ババ引くと顔色変えた幼子がポーカーフェイスのトランプ捌き
下駄箱に手紙忍ばす純愛を経験せずに女になった